自動車教習所で免許取得を目指すうえで、最大の関門ともいえるのが「卒業検定」です。
技能教習の集大成として実施されるこの試験に合格すれば、教習所を卒業し、いよいよ運転免許センターでの本免学科試験へ進むことができます。
ここでは、卒業検定の基本的な位置づけから、試験内容、合格のコツまでを実用的に解説します。
卒業検定は第2段階の総仕上げとして行われる試験
卒業検定は、第2段階の学科教習をすべて受講し、技能教習の「みきわめ」に合格した人だけが受験できます。
つまり、教習所内での技能教習をすべて終え、「一般道路で安全に運転できる水準に達している」と判断された段階で受ける試験です。
仮免許試験が基本操作や交通ルールの理解を中心に見られるのに対し、卒業検定ではより実践的な運転能力が問われます。
教習所生活の最終試験として位置づけられています。

卒業検定で実際に何をチェックされるのか
卒業検定は、教習所周辺の一般道路を走行して行われます。
試験官が同乗し、周囲の交通状況に応じた判断や操作ができているかを総合的に評価します。
具体的には、進路変更時の安全確認、交差点での判断、歩行者や自転車への配慮、法定速度の遵守などが重要なチェックポイントです。
また、危険を予測して早めに対応できているかといった「先読み運転」も評価対象になります。
単にミスをしないだけでなく、安全意識の高さが見られる試験だといえるでしょう。
卒業検定に落ちる原因と合格率の考え方
卒業検定の合格率は比較的高めですが、決して油断は禁物です。
不合格になる主な原因としては、安全確認不足、合図のタイミングミス、優先関係の誤りなどが挙げられます。特に、確認動作を省略してしまうと減点が重なりやすくなります。
緊張から普段しないミスをする人も多いため、「丁寧すぎるくらいの運転」を意識することが大切です。
試験官は完璧な運転よりも、安全を最優先する姿勢を重視しています。
卒業検定後の流れと次にやるべきこと
卒業検定に合格すると、教習所から卒業証明書が交付されます。
この証明書を使って、運転免許センターで本免学科試験を受験します。
なお、卒業証明書には有効期間があるため、合格後は早めに次のステップへ進むのがおすすめです。
卒業検定はゴールでありながら、免許取得への通過点でもあります。
内容を正しく理解し、落ち着いて臨むことが合格への近道です。
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