指定自動車教習所(していじどうしゃきょうしゅうじょ)とは、公安委員会が道路交通法第99条に基づいて指定した自動車教習所のことです。
最大の特徴は、卒業すると運転免許試験のうち技能試験が免除される点にあります。
日本で免許を取得する多くの人が利用しており、教習から試験までを効率よく進められる仕組みが整っています。
指定自動車教習所と非指定教習所の違い
指定自動車教習所と、いわゆる「届出教習所(非指定)」との大きな違いは、免許試験での扱いです。
指定校を卒業すれば、運転免許センターで受けるのは学科試験のみで、技能試験は免除されます。
一方、非指定教習所では、教習を受けたあとに免許センターで技能試験を受験する必要があります。
試験の負担や合格率を考えると、指定校を選ぶメリットは大きいといえるでしょう。

指定自動車教習所に求められる5つの指定基準
指定自動車教習所は、どこでも名乗れるわけではありません。
公安委員会が定めた厳格な基準を満たす必要があります。
具体的には、
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政令で定める要件を備えた管理者が置かれていること
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技能検定員が配置されていること
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教習指導員が配置されていること
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教習や技能検定に必要な設備が基準に適合していること
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教習所の運営が政令の基準に適合していること
これらを満たすことで、一定水準以上の教習品質が保証されているのが指定校の特徴です。
指定自動車教習所を選ぶメリットと注意点
指定自動車教習所のメリットは、技能試験免除だけでなく、試験を想定したカリキュラムで学べる点にもあります。
教習内容は実際の試験基準に沿っており、初心者でも段階的に運転技術を身につけられます。
ただし、教習料金は非指定教習所より高めに設定されていることが多いため、費用と時間、合格までの確実性をどう考えるかが選択のポイントになります。
指定自動車教習所は、安心して免許取得を目指したい人にとって心強い存在です。
制度を正しく理解したうえで、自分に合った教習所選びを行いましょう。
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