道路を走る自動車には、安全を確保するための厳しい基準があります。
その基準を満たしていない車が整備不良車両です。
自分では「少しくらい大丈夫」と思っていても、実は重大な事故や違反につながるケースも少なくありません。ここでは、整備不良車両の意味や具体例、運転者が注意すべきポイントを実用的に解説します。
整備不良車両の基本的な意味と定義
整備不良車両とは、ブレーキ、ハンドル、マフラーなどの装置が道路運送車両法の保安基準に適合していない車のことをいいます。
見た目が走れそうでも、安全面や環境面で問題がある状態の車は、法律上「運転してはいけない車」に該当します。
特にブレーキやハンドルの不具合は、操作不能や制動力低下を招き、重大事故の原因になります。

よくある整備不良の具体例
整備不良と判断されやすい例としては、以下のようなものがあります。
・ブレーキの効きが悪い、異音がする
・ハンドル操作が重い、ガタつきがある
・マフラーが破損し、異常に大きな音が出ている
・ライト類が点灯しない、色が基準外
・タイヤの溝が極端にすり減っている
これらは日常点検で気づけるケースも多く、「知らなかった」では済まされません。
整備不良車両を運転するとどうなる?
整備不良車両を運転すると、交通事故の危険性が高まるだけでなく、騒音や排気ガスなどで周囲に迷惑をかけることになります。
また、警察に検挙された場合は、整備不良として違反点数や反則金の対象になることもあります。
車検が通っていても、その後の使用状況によっては整備不良になる点にも注意が必要です。
安全運転のために運転者ができること
整備不良車両を防ぐためには、日常点検を習慣化することが何より大切です。
エンジン始動前や走行中の違和感を放置せず、少しでも異常を感じたら早めに整備工場で点検を受けましょう。
安全で快適な運転は、車の状態管理から始まります。
整備不良車両を出さない意識が、事故防止につながります。
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