緊急地震速報(きんきゅうじしんそくほう)とは、地震の規模や震源地を瞬時に解析し、大きな揺れが到達する数秒〜数十秒前に発表される地震動の予報・警報のことです。
テレビやスマートフォンだけでなく、カーナビやカーラジオから流れることもあり、運転中に突然耳にするケースも少なくありません。
この記事では、運転免許を持つ人が知っておきたい緊急地震速報の基本と、運転中に取るべき行動を実用的に解説します。
緊急地震速報の仕組みと特徴
緊急地震速報は、震源付近で最初に発生する小さな揺れ(P波)を検知し、その後に来る強い揺れ(S波)の到達を予測して発表されます。
発表から強い揺れまでの時間は、震源からの距離によって異なり、数秒しかない場合もあれば、数十秒の余裕がある場合もあります。
重要なのは、**地震そのものを止めるものではなく、身を守るための“猶予を与える情報”**だという点です。
この短い時間をどう使うかが、安全確保の鍵になります。

運転中に緊急地震速報が流れたらどうする?
運転中に緊急地震速報を聞いた場合、まずは急ハンドルや急ブレーキを避けることが最優先です。
慌てた操作は事故につながる危険があります。
周囲の状況を確認しながら、可能であれば道路の左側に減速して停止します。
停止後は、ハザードランプを点灯し、揺れが収まるまで車内で待機するのが基本です。
トンネル内や高架下、交差点付近では、無理に移動せず、その場の安全を確保する判断も必要になります。
緊急地震速報と道路交通法の考え方
緊急地震速報が発表されても、信号無視や逆走などが正当化されるわけではありません。
あくまで道路交通法を守りながら、安全を最優先に行動することが求められます。
また、揺れが収まった後も、信号機の停止、道路の陥没、落下物など二次被害の可能性があります。
すぐに走り出さず、周囲を十分確認してから運転を再開しましょう。
緊急地震速報は「冷静な行動」のための情報
緊急地震速報は、ドライバーにとっても命を守るための重要な情報です。
短い時間だからこそ、慌てず、急な操作を避け、落ち着いて安全を確保することが何より大切です。
運転免許を持つ以上、地震発生時の対応も含めた危機意識が求められます。
緊急地震速報の意味を正しく理解し、いざという時に冷静に行動できるよう備えておきましょう。
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