規制速度は「その道路で守るべき上限スピード」
規制速度とは、道路標識や道路標示によって指定された最高速度のことを指します。
運転中に目にする「最高速度50km/h」などの表示が、まさに規制速度です。
これは「このくらいが目安」という意味ではなく、法的に守らなければならない上限速度です。
たとえ交通量が少なく、道路状況が良くても、規制速度を超えて走行すれば速度超過として取り締まりの対象になります。
法定速度との違いを押さえておこう
運転免許の学科でも混同しやすいのが、規制速度と法定速度の違いです。
法定速度は、道路標識などで速度が指定されていない場合に適用される基本の速度(一般道路で60km/hなど)を指します。
一方、規制速度は標識や標示がある場合に優先される速度です。
つまり、法定速度より低い数値が表示されていれば、その道路では規制速度が最優先となります。
「法定速度以内だから大丈夫」という考えは通用しない点に注意が必要です。

規制速度が設けられる理由
規制速度は、道路の構造や周辺環境、事故の発生状況などを踏まえて設定されています。
例えば、見通しの悪いカーブが多い道路や、住宅街、学校の近くなどでは低めの規制速度が設けられることが一般的です。
また、同じ道路でも区間によって規制速度が変わることがあります。
これは、その区間ごとの危険度が異なるためで、ドライバーには柔軟な判断と標識確認が求められます。
規制速度を守ることが安全運転につながる
速度超過は事故時の被害を大きくするだけでなく、違反点数や反則金にも直結します。
特に初心者や免許取得直後のドライバーは、規制速度を軽視しがちですが、「流れに乗るために少し速く走る」ことは正当な理由にはなりません。
規制速度は、安全に通行できる上限として設定されています。
標識や道路標示をこまめに確認し、その道路に合った速度で走行することが、結果的に自分と周囲を守る運転につながります。
規制速度を正しく理解し、常に意識して運転することは、免許取得後も長く続く安全運転の基本といえるでしょう。
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