エンジンブレーキの基本的な意味と仕組み
エンジンブレーキとは、アクセルを戻したり低速ギヤに入れたりすることで、エンジンの制動力を利用して車を減速させる操作のことです。
アクセルを離すとエンジンへの燃料供給が抑えられ、回転しようとする力が弱まります。
このとき、エンジンが車の進行を抑える方向に働き、自然にスピードが落ちていきます。
足で踏むフットブレーキとは異なり、車の構造そのものを使った減速方法で、日常運転でも頻繁に使われています。
フットブレーキとの違いと併用の考え方
エンジンブレーキとフットブレーキは、役割が異なります。
フットブレーキはブレーキパッドでタイヤの回転を直接止めるため、強い制動力が必要な場面に向いています。一方、エンジンブレーキは緩やかに減速したいときに効果的です。
実際の運転では、エンジンブレーキでスピードを落とし、最後にフットブレーキで停止するという併用が理想的です。
これによりブレーキへの負担を減らし、安定した減速が可能になります。

エンジンブレーキを使うべき場面
エンジンブレーキは、下り坂やカーブ手前などで特に有効です。
長い下り坂でフットブレーキだけを使い続けると、ブレーキが熱を持ち、**制動力が低下する「フェード現象」**が起こる可能性があります。
また、信号や渋滞に近づく際に早めにアクセルを戻すことで、無駄な加速を防ぎ、スムーズな減速につながります。
結果として燃費の向上や同乗者の快適性にも貢献します。
運転免許初心者が知っておきたい注意点
エンジンブレーキは安全運転に欠かせない操作ですが、急に低速ギヤへ入れると車がガクッと減速し、後続車を驚かせることがあります。
シフトダウンは段階的に行い、周囲の交通状況を確認しながら使うことが大切です。
「ブレーキランプが点灯しない=減速に気づかれにくい」という点も意識し、必要に応じてフットブレーキを軽く併用しましょう。
エンジンブレーキを正しく使いこなすことは、上手で安全な運転への第一歩といえます。
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