街中や駅周辺で、駐車違反の確認や交通整理をしている人を見かけたことはありませんか。
その中には交通巡視員と呼ばれる警察職員がいます。
名前は聞いたことがあっても、「警察官と何が違うの?」「どこまで権限があるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
ここでは、運転免許の学習や日常の運転で知っておきたい交通巡視員の役割を、実用的に解説します。
交通巡視員の基本的な役割とは
交通巡視員とは、歩行者や自転車の安全確保、駐車違反車両の取り締まり、交通安全指導などを担当する警察職員のことです。
都道府県警察に所属する専門職の常勤職員で、主に交通分野に特化した業務を行います。
たとえば、通学路での見守り活動や、歩行者が多い場所での交通整理、放置駐車車両への対応などが代表的な仕事です。
ドライバーや歩行者が安全に通行できる環境を整える、いわば「現場の交通安全を支える存在」といえるでしょう。
警察官との違いと職務権限の範囲
交通巡視員は警察に所属していますが、警察官とは異なり、職務権限は交通関係に限られています。
刑事訴訟法上の司法警察職員ではないため、犯罪捜査や逮捕といった権限はありません。
そのため、交通巡視員が行うのは、あくまで交通の安全確保や指導、駐車違反などの交通違反への対応です。
事件性のあるトラブルが発生した場合は、警察官が対応することになります。
この違いは、学科試験でも問われやすいポイントです。
運転者が交通巡視員に出会ったときの注意点
運転中に交通巡視員から指示を受けた場合は、その指示に従う必要があります。
交通巡視員は交通整理や安全確保のために現場判断で誘導を行うことがあり、これを無視すると危険な状況を招く可能性があります。
特に、駐車違反の指摘や注意を受けた場合、「警察官ではないから」と軽視するのはNGです。
交通巡視員の業務は正式な職務であり、ルール違反があれば適切に対処されます。
冷静に対応し、安全第一を意識しましょう。
学科試験対策として押さえておきたいポイント
運転免許の学科試験では、「交通巡視員は警察職員であるが、司法警察職員ではない」という点が重要です。
また、職務が交通関係に限定されていることもよく問われます。
実際の運転でも、交通巡視員の存在を理解しておくことで、現場での指示に戸惑わずに済みます。
交通巡視員は、警察官とは役割が異なるものの、私たちの安全な通行を支える大切な存在です。正しく理解し、日々の安全運転に役立てましょう。
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