自動車を購入・登録したあとに交付される保管場所標章。
「シールみたいだけど何の意味があるの?」「貼らないとどうなる?」と疑問に思う人も少なくありません。
この記事では、運転免許を持つドライバー向けに、保管場所標章の役割や貼り付け義務について、実務目線でわかりやすく解説します。
保管場所標章の基本的な意味と役割
保管場所標章とは、警察署で自動車保管場所証明(いわゆる車庫証明)を申請し、交付を受けた際に発行される標章です。
その車が「適正な保管場所(車庫)を確保している」ことを、外部から確認できるようにするためのものです。
標章は通常、警察署長から交付され、車両の後部ガラスなど見やすい位置に貼り付けて表示する義務があります。
単なる目印ではなく、法律に基づいた正式な表示物です。
車庫証明と保管場所標章の関係
保管場所標章は、車庫証明と切り離して考えることはできません。
まず、自動車を保有する際には、使用の本拠地に適切な保管場所があることを証明するため、警察署で車庫証明を申請します。
その申請が認められると、
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自動車保管場所証明書
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保管場所標章
が交付されます。
証明書は登録手続きに使い、標章は実際の車に貼るという役割分担になっています。
保管場所標章を貼らないとどうなる?
保管場所標章は、「貼らなくても走れる」ため軽く考えられがちですが、貼り付け義務を怠ると道路交通法違反となる可能性があります。
警察から指導や是正を求められるケースもあり、トラブルの原因になりかねません。
また、保管場所標章が貼られていないと、
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車庫証明を取得していないのではないか
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不正な駐車や放置車両ではないか
といった不要な疑念を持たれることもあります。
正しく貼っておくことが、無用なトラブルを避けるポイントです。
保管場所標章は適正な車両管理の証明
保管場所標章は、ドライバーがルールを守って車を管理している証ともいえます。
貼り付け位置や方法は車種によって異なりますが、後部ガラスの見やすい場所に、剥がれないよう確実に貼ることが重要です。
運転免許を持つ以上、走行中のルールだけでなく、こうした保管・管理に関する制度も正しく理解しておくことが大切です。
保管場所標章は小さな存在ですが、適正なカーライフを支える重要な要素のひとつといえるでしょう。
