尾灯とは、自動車の後部に取り付けられたランプで、夜間走行時などに後続車へ自車の存在を知らせるための灯火装置です。
一般には「テールランプ」と呼ばれ、前照灯と連動して点灯するのが特徴です。
目立たない装備ですが、追突事故を防ぐうえで非常に重要な役割を担っています。
尾灯の役割と点灯するタイミング
尾灯は、夜間やトンネル走行時など、前照灯を点灯すると同時に自動で点灯します。
常に赤色の光で点灯し、後方から走行してくる車に対して「ここに車がいる」という情報を伝えます。
もし尾灯が点灯していないと、暗い環境では後続車が前方車両を認識しづらくなり、追突の危険が高まります。

尾灯とブレーキランプの違い
尾灯と混同されやすいのがブレーキランプ(制動灯)です。
尾灯は常時点灯するランプであるのに対し、ブレーキランプはブレーキペダルを踏んだときだけ、より強い光で点灯します。
つまり、尾灯は「存在を知らせる灯り」、ブレーキランプは「減速・停止を知らせる合図」という役割の違いがあります。
この違いを理解しておくと、灯火類のトラブルにも気づきやすくなります。
尾灯が切れているとどうなる?違反と安全面のリスク
尾灯が切れたまま夜間走行をすると、整備不良車両として取り締まりの対象になる可能性があります。
それだけでなく、後続車に気づかれにくくなるため、重大な事故につながるおそれもあります。
夜に「前は見えるのに、後ろは暗いまま」という状態は意外と起こりやすいため、定期的な点検が大切です。
運転免許の学科試験で押さえておきたいポイント
学科試験では、尾灯が後続車に自車の存在を知らせるための灯火装置であること、そして夜間やトンネル内では確実に点灯させる必要がある点が問われます。
尾灯は当たり前の装備だからこそ、役割を正しく理解し、安全運転につなげることが大切です。
日常点検の際には、ぜひ意識して確認してみましょう。
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