交差点や工事現場などで、警察官や交通巡視員が手や灯火を使って交通整理をしている場面を見たことがある方も多いでしょう。
これが手信号です。普段は信号機に従って運転していても、手信号が出ている場面では判断に迷いがちです。
この記事では、手信号の基本的な意味と、実際の運転で注意すべきポイントを解説します。
手信号の基本的な意味と役割
手信号とは、警察官や交通巡視員が行う、手や灯火による信号のことをいいます。
信号機が故障している場合や、交通事故・工事などで臨時に交通整理が必要なときに用いられます。
最大の特徴は、信号機や道路標識よりも手信号が最優先されるという点です。
たとえ青信号が表示されていても、警察官が停止の手信号を出していれば、必ずそれに従わなければなりません。

手信号が使われる主な場面
手信号は、特別な状況で使われることがほとんどです。
代表的なのは、交通事故現場や災害時、大規模な工事区間などです。
また、朝夕の通学・通勤時間帯に、横断歩道で交通整理を行う際にも見られます。
これらの場面では、通常の信号制御では対応しきれない交通の流れを、人の判断で安全に誘導する必要があります。
そのため、ドライバーは「いつもと違う状況かもしれない」と意識することが大切です。
手信号を見落とさないための運転ポイント
手信号は、信号機と違って位置が一定ではありません。
警察官の立ち位置や動きによっては、見落としてしまう可能性もあります。
交差点に近づく際は、信号機だけでなく、周囲に立っている警察官や巡視員の動きにも目を向けることが重要です。
また、夜間や悪天候時には灯火による手信号が使われることがあります。
見えにくいからと自己判断せず、少しでも指示があると感じたら減速し、周囲の動きを確認しましょう。
手信号に従わないとどうなる?
手信号に従わない行為は、単なるマナー違反ではなく、交通違反として取り締まりの対象になります。
何より、現場の安全を守るための指示を無視することは、重大な事故につながる危険性があります。
教習所や学科試験で学ぶ手信号の知識は、実際の道路でもそのまま活きます。
信号機があるから安心、ではなく、「人の指示が出ていないか」を常に意識することが、安全運転への近道です。
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