自動車を所有していると必ず目にする「検査標章(けんさひょうしょう)」。
フロントガラスに貼られている小さなステッカーですが、実は車が公道を走るうえで非常に重要な役割を持っています。
ここでは、検査標章の基本的な意味から、貼り付け位置や数字の見方、注意点まで、実用的な視点で解説します。
検査標章の基本的な役割とは
検査標章とは、自動車が車検(自動車検査)に合格したことを示す証明ステッカーです。
車検証とセットで交付され、道路運送車両法に基づいて表示が義務付けられています。
この標章があることで、警察や周囲の人が一目で「この車は有効な車検を受けている」と確認できます。
見た目は小さくても、公道を走るための“通行証”のような存在といえるでしょう。

フロントガラスに貼る理由と正しい位置
検査標章は、自動車の前面ガラス(フロントガラス)の内側に、前方から見やすい位置へ貼り付ける決まりがあります。
外側ではなく内側に貼るのは、風雨による劣化や盗難を防ぐためです。
位置がずれていたり、視認しにくい場所に貼っていると、整備不良と判断されることもあります。
貼り替えの際は、車検業者の指示どおり、中央付近または指定位置に正しく貼ることが大切です。
ステッカーの数字が示す意味を理解しよう
検査標章に記載されている数字は、**車検証の有効期間が満了する「年」と「月」**を表しています。
色やデザインは年ごとに変わりますが、数字を見ることで次の車検時期がすぐに分かる仕組みです。
「まだ走れると思っていたら、いつの間にか車検切れだった」という事態を防ぐためにも、日頃からこの数字をチェックする習慣をつけておくと安心です。
検査標章がない・期限切れのリスク
検査標章が貼られていない、または車検の有効期限が切れている状態で公道を走ると、無車検運行となり、厳しい罰則が科されます。
反則金や点数だけでなく、事故時の保険が適用されない可能性もあり、リスクは非常に大きいです。
検査標章は単なるステッカーではなく、「安全に走る資格がある車」であることを示す重要な証明。
正しく理解し、確実に管理することがドライバーの基本といえるでしょう。
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