自動車教習所で技能教習が進んでくると、「無線教習」という言葉を耳にすることがあります。
指導員が隣に乗らないため、不安に感じる教習生も少なくありませんが、実は運転力を大きく伸ばす大切なステップです。
ここでは、無線教習の内容や目的、受ける際の心構えを実用的に解説します。
無線教習の基本的な内容
無線教習とは、無線室にいる指導員から無線でアドバイスを受けながら、教習生が1人で場内コースを運転する教習のことです。
使用するのは無線機を搭載した無線教習車で、通常の技能教習とは異なり、指導員は助手席に乗りません。
教習中は、走行ラインや操作について無線で指示や助言が入り、必要に応じて運転を止める指示が出されることもあります。
見た目は一人で運転しているようですが、常に指導員が状況を把握しています。

無線教習を行う目的とは
無線教習の最大の目的は、主体的に判断して運転する力を身につけることです。
指導員が隣にいると、つい頼ってしまいがちですが、1人で運転することで「次に何をするべきか」を自分で考える習慣が身につきます。
これは、実際に免許を取得した後の単独運転に近い状況でもあり、自信を持って運転できるようになるための重要な練習段階といえます。
いつ実施される?受けられない場合もある
無線教習は、主に技能教習がある程度進み、基本操作や安全確認が安定してきた段階で行われます。
ただし、すべての教習生が必ず受けるわけではありません。
運転技量や安全面に不安があると判断された場合は、無線教習を行わず、通常の教習を継続することもあります。
無線教習が省略されることは不合格や不利になるわけではないため、過度に気にする必要はありません。
無線教習を受ける際の心構え
無線教習では、ミスを恐れすぎず、落ち着いて運転することが大切です。
指導員は無線を通じて常にサポートしているため、危険な状況になる前に指示が入ります。
普段の教習通り、安全確認を丁寧に行い、自分の判断で運転する意識を持つことがポイントです。
無線教習は「一人前のドライバー」に近づくための貴重な経験と考え、前向きに取り組みましょう。
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