運転免許の更新案内を見て「違反運転者講習」と書かれていて、少し不安になった経験はありませんか。
講習時間が長く、厳しい内容を想像する人も多いですが、制度の目的を理解すれば必要以上に構える必要はありません。
ここでは、違反運転者講習の対象者や講習内容、更新時の注意点について、実務目線でわかりやすく解説します。
違反運転者講習の対象となる人
違反運転者講習は、免許更新時に過去5年以内に違反行為や人身事故などがある人が受ける講習です。
ただし、3点以下の軽微な違反が1回だけの場合は対象外となり、一般運転者講習に区分されます。
たとえば、複数回の交通違反がある場合や、比較的点数の高い違反をした場合、または事故を起こしている場合は、違反運転者講習に該当する可能性が高くなります。
更新区分は警察が運転記録をもとに判断するため、自分で選ぶことはできません。

講習時間と講習内容の特徴
違反運転者講習の講習時間は120分と、更新講習の中で最も長く設定されています。
これは、過去の違反や事故を踏まえ、より深く安全運転について理解してもらう目的があるためです。
講習では、交通事故の実例や違反につながりやすい運転行動、法令の再確認などが行われます。
単なる注意喚起ではなく、「なぜその行為が危険なのか」「どうすれば再発を防げるのか」といった点に重点が置かれています。
更新当日の流れと注意点
違反運転者講習を受ける場合、講習時間が長いため、時間に余裕を持った来場が重要です。
受付から講習終了まで半日程度かかることも珍しくありません。
また、講習は途中退席ができないため、体調管理やトイレのタイミングにも注意が必要です。
更新案内のハガキには受付時間や講習開始時刻が記載されているので、事前に必ず確認しておきましょう。
次回更新に向けて意識したいこと
違反運転者講習は、過去の運転を振り返るための機会でもあります。
講習を受けた後は、日頃の運転を見直し、違反や事故を起こさない意識を持つことが大切です。
無違反・無事故を継続できれば、次回の更新では一般運転者講習、さらに条件を満たせば優良運転者講習へと区分が変わります。
違反運転者講習は「罰」ではなく、安全な運転に戻るためのステップと捉えるとよいでしょう。
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