酒酔い運転とは?定義・罰則・自転車も対象になる重要ポイント

酒酔い運転

「飲酒運転」と聞くと、数値基準で判断されるものだと思っている方も多いかもしれません。

しかし、酒酔い運転は単なるアルコール量の問題ではなく、運転者の状態そのものが重く見られる違反です。

免許取得時だけでなく、日常の運転でも必ず理解しておくべき用語といえます。

酒酔い運転の定義は「数値」ではなく「状態」

酒酔い運転とは、体内にあるアルコール量に関係なく、アルコールの影響によって正常な運転ができないおそれがある状態で運転することを指します。

つまり、呼気中アルコール濃度などの数値が基準ではなく、ふらつき、ろれつが回らない、判断力の低下といった外見や行動から判断されます。

この点が、一定の数値を超えた場合に成立する「酒気帯び運転」との大きな違いです。

数値が低くても、警察官が「正常な運転ができない」と判断すれば、酒酔い運転として扱われる可能性があります。

酒酔い運転

酒酔い運転に科される重い罰則

酒酔い運転は、飲酒運転の中でも特に悪質性が高いとされ、5年以下の懲役または100万円以下の罰金という非常に重い刑事罰が定められています。

これは、事故を起こしていなくても適用される可能性がある点に注意が必要です。

さらに、行政処分として免許取消処分となるのが一般的で、欠格期間も長く設定されます。

「少ししか飲んでいない」「距離が短い」といった言い訳は一切通用しません。

自転車でも酒酔い運転は成立する

意外と見落とされがちなのが、酒酔い運転は軽車両である自転車にも適用されるという点です。自転車だから大丈夫、という認識は完全に誤りです。

アルコールの影響で正常な運転ができない状態で自転車に乗れば、酒酔い運転として刑事罰の対象になります。

近年は自転車事故への取り締まりも強化されており、飲酒後の自転車運転が原因で検挙されるケースも増えています。

自動車と同じ意識で考えることが重要です。

「飲んだら運転しない」を徹底するために

酒酔い運転は、本人の自覚に関係なく成立する可能性がある非常に危険な違反です。

少量の飲酒でも、体調や疲労によって影響の出方は変わります。

「自分は大丈夫」という判断ほど危険なものはありません。

運転免許を持つ以上、飲酒した日は絶対に運転しない、自動車だけでなく自転車も利用しないという意識を徹底しましょう。

酒酔い運転の正しい知識を身につけることが、自分と周囲の命を守る第一歩になります。

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