急制動の基本的な意味
急制動(きゅうせいどう)とは、自動車や二輪車などで急激にブレーキをかけて停止、または大幅に減速することをいいます。
前方に危険が迫ったときなど、とっさの判断で行われる操作で、交通事故を回避するために必要になる場面もあります。
一方で、急制動は車両や同乗者、後続車に大きな影響を与える運転操作でもあり、常に安全とは限りません。
免許取得時の学科・技能教習でも重要なポイントとして扱われています。
急制動が必要になる代表的な場面
急制動が行われるのは、予測できない危険が突然現れた場合です。
例えば、前の車が急に停止したとき、歩行者や自転車が飛び出してきたとき、交差点で信号や状況を見誤ったときなどが挙げられます。
このような場面では、ためらわずに強くブレーキを踏む判断が命を守ることにつながります。
ただし、急制動はあくまで「緊急回避」の手段であり、頻繁に使うものではありません。

急制動に潜むリスクと注意点
急制動にはいくつかのリスクがあります。
まず、後続車が車間距離を十分に取っていない場合、追突事故を招くおそれがあります。
また、雨天時や雪道ではタイヤがロックしやすく、車体が不安定になりやすい点にも注意が必要です。
二輪車の場合は特に危険で、急制動によってバランスを崩し、転倒につながるケースも少なくありません。
ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)付き車両であっても、過信は禁物です。
急制動を減らすための運転意識
急制動そのものを避けるには、予測運転が何より大切です。
十分な車間距離を保ち、交差点や横断歩道、見通しの悪い場所では早めに減速することで、急ブレーキを踏まずに済む場面が増えます。
免許試験や教習では「危険を予測し、急制動に頼らない運転」が評価されます。
日常運転でも、急制動は最後の手段と考え、余裕を持った運転を心がけることが安全につながります。
こちらもご覧ください
