指定方向外進行禁止(していほうこうがいしんこうきんし)とは、標識によって進行できる方向が定められている交差点で、その指定以外の方向へ進むことを禁止する交通規制です。
見落としやすい一方で、違反すると即取り締まりの対象になりやすく、初心者からベテランドライバーまで注意が必要なルールです。
指定方向外進行禁止の意味と目的
この規制の目的は、交差点の安全性と交通の円滑化にあります。
右折・左折・直進の交通量や道路構造に応じて進行方向を限定することで、衝突事故や渋滞を防ぎます。
例えば、交通量の多い幹線道路に接続する交差点では、右折を禁止して直進と左折のみにするケースがあります。
これにより、対向車との交錯を減らし、事故リスクを下げる狙いがあります。
標識の見方と判断のポイント
指定方向外進行禁止は、青地に白い矢印で示されることが一般的です。
矢印が示す方向にのみ進行でき、それ以外の方向へ進むと違反になります。
複数の矢印が描かれている場合は、そのすべての方向が許可されています。
注意したいのは、信号が青でも標識が優先される点です。
信号が青だからといって右折・左折してよいとは限らず、進行方向の指定がある場合は必ず標識に従わなければなりません。
よくある違反例と注意点
よくある違反が、「直進しかできない交差点で右折してしまう」「左折のみ指定のレーンから直進してしまう」といったケースです。
特に、進行方向別通行区分の矢印標示と混同して誤判断することが多く見られます。
また、ナビの案内に従った結果、指定方向外進行禁止に気づかず進行してしまう例もあります。
ナビは補助であり、最終的な判断は現地の標識が最優先です。
交差点手前で標識を確認する習慣が重要です。
実務で意識したい安全運転のコツ
指定方向外進行禁止の交差点では、早めの進路変更とレーン確認が安全運転のカギになります。
直前で慌てて進路変更すると、周囲の車両や二輪車との接触リスクが高まります。
また、初めて通る道路や都市部の複雑な交差点では、「矢印標識があるか」を意識して減速することが大切です。
指定方向外進行禁止は、事故防止のための重要なルールです。
標識を正しく読み取り、確実に守ることで、安全でスムーズな運転につながります。
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