山道や住宅地の細い道路を走っていると、「ここですれ違えるのかな?」と不安になる場面があります。
そんなときに重要な役割を果たすのが**待避所(たいひしょ)**です。
運転免許の学科でも登場する基本用語ですが、実際の運転では理解不足が事故やトラブルにつながることもあります。
ここでは、待避所の意味や使い方、運転時の注意点を実用的に解説します。
待避所の基本的な意味と設置目的
待避所とは、道幅が狭く車が1台しか通れない道路で、車同士が安全にすれ違うために設けられた、路肩より広いスペースのことをいいます。
主に山間部や農道、生活道路などで見られ、一定間隔で設置されているのが特徴です。
道路全体を広げるのが難しい場所でも、待避所を設けることで対向車とのすれ違いを可能にし、円滑な交通を確保する目的があります。
見た目は小さなスペースでも、安全性を大きく高める重要な設備です。

待避所がある道路での基本的な走り方
待避所のある道路では、常に対向車の有無を意識した運転が求められます。
前方に対向車が見えた場合、自分の進行方向側に待避所があれば、早めに速度を落として進入し、相手を先に通過させるのが基本です。
一方、相手側に待避所がある場合でも、「相手が入るだろう」と決めつけるのは危険です。
アイコンタクトや徐行などで意思疎通を図り、譲り合いの気持ちを持つことが、安全なすれ違いにつながります。
運転免許試験で押さえておきたいポイント
運転免許の学科試験では、待避所について「狭い道路ですれ違いのために設けられた場所」という定義が問われることがあります。
また、技能教習や実技試験では、待避所を見落とさず、適切に使用できるかがチェックされる場合もあります。
特に注意したいのは、待避所を駐車スペースと勘違いしないことです。
待避所はあくまで一時的に進路を譲るための場所であり、長時間の停車や駐車は適切ではありません。
実際の運転で注意すべきポイント
待避所付近では、歩行者や自転車が通行していることもあります。
狭い道路ほど見通しが悪いため、進入時は必ず徐行し、周囲の安全確認を徹底しましょう。
また、夜間や悪天候時は待避所が見えにくくなることもあります。
ヘッドライトを早めに点灯し、路肩の形状や標識を注意深く確認することが大切です。
待避所を正しく理解し、落ち着いて使いこなすことが、安全でスマートな運転につながります。
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