車のメーターパネルを見ていると、スピードメーターの近くに表示される「トリップメーター」という表示があります。
何となく見てはいるものの、具体的に何のための機能なのか、どう使うのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、トリップメーターの基本的な意味から、日常運転での実用的な使い方まで分かりやすく解説します。
トリップメーターの基本的な意味
トリップメーターとは、スピードメーター内などに表示される距離計の一種で、必要に応じて数値をゼロに戻し、そこから走行した距離を積算して表示する計器です。
車に標準装備されている「オドメーター(総走行距離計)」が、車の累計走行距離を示すのに対し、トリップメーターは区間ごとの走行距離を測るための機能という位置づけになります。
自分のタイミングでリセットできる点が最大の特徴です。

オドメーターとの違いを理解しよう
トリップメーターと混同されやすいのが、オドメーターです。
オドメーターは、車が製造されてから現在までに走った総距離を表示するもので、原則としてリセットできません。
一方、トリップメーターは「今回の移動で何km走ったか」「給油後にどれくらい走ったか」など、一時的な距離管理を目的としています。
目的に応じて使い分けることで、車の状態や運転状況を把握しやすくなります。
トリップメーターの実用的な使い方
トリップメーターは、日常のさまざまな場面で活用できます。
代表的なのが、給油のタイミング管理です。
給油時にトリップメーターをゼロに戻しておけば、次にどれくらい走ったかが一目で分かり、燃費の目安にもなります。
また、旅行や長距離運転の際に、目的地までの距離を把握する用途にも便利です。
ナビがなくても、事前に距離が分かっていれば、走行ペースや休憩計画を立てやすくなります。
業務車両では、走行管理や記録の補助として使われることもあります。
運転免許の知識として知っておきたいポイント
トリップメーターは、運転免許の学科試験でも「距離を積算表示する計器」として基本的な理解が求められます。
操作方法そのものが問われることは多くありませんが、オドメーターとの違いは押さえておきたいポイントです。
日常の運転では、スピードや燃料残量ばかりに目が行きがちですが、トリップメーターを活用すると運転の見通しが立てやすくなります。
単なる表示の一つとして見過ごさず、上手に使いこなすことで、安全で計画的な運転につなげましょう。
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