フットブレーキの基本的な役割
フットブレーキとは、自動車の走行中や停止時に使用する、足で踏んで操作するブレーキのことです。
アクセルペダルの左側に配置されており、減速・停止といった日常運転のほぼすべての場面で使われます。
普段何気なく使っている装置ですが、実は安全運転の要ともいえる存在です。
教習所では最初に操作を学ぶ基本操作の一つであり、運転免許試験でも確実な操作が求められます。
フットブレーキの正しい使い方と操作のコツ
フットブレーキは、必要に応じて踏み込み量を調整することが重要です。
軽く踏めば緩やかな減速、強く踏めば急停止が可能になります。
急ブレーキが必要な場面以外では、いきなり強く踏むのではなく、早めに踏み始めて徐々に減速するのが基本です。
これにより、後続車にブレーキランプで減速を知らせることができ、追突事故の防止にもつながります。
停止時は、車が完全に止まるまでフットブレーキを踏み続け、停止後も不用意に足を離さないようにしましょう。
長い下り坂で注意したいフットブレーキの使いすぎ
フットブレーキで特に注意が必要なのが、長い下り坂での連続使用です。
下り坂で速度を抑えようとしてフットブレーキを長時間使い続けると、ブレーキが高温になり、制動力が低下することがあります。
これを一般に「ブレーキフェード」や「ベーパーロック現象」と呼び、急にブレーキが効かなくなる危険な状態を招く原因になります。
下り坂では、フットブレーキに頼りすぎず、エンジンブレーキを併用して速度をコントロールすることが、安全運転の大切なポイントです。
パーキングブレーキとの違いも理解しておこう
フットブレーキと混同しやすいのがパーキングブレーキ(サイドブレーキ)ですが、役割は異なります。
フットブレーキは走行中の減速・停止に使うのに対し、パーキングブレーキは駐車時に車を固定するための補助的なブレーキです。
走行中の減速をパーキングブレーキで行うのは原則として適切ではなく、あくまで通常の制動はフットブレーキが担当します。
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