S字コースの基本と教習での位置づけ
S字コースとは、教習所内に設けられたS字形状の狭い通路を走行する課題コースのことです。
主に普通自動車免許の技能教習や技能試験で登場し、低速でのハンドル操作や車両感覚を確認する目的があります。
直線や大きなカーブとは異なり、左右に連続して曲がるため、内輪差や車幅の感覚が問われるのが特徴です。
教習生の多くが「難しい」と感じやすいポイントですが、基本を理解すれば安定して通過できます。
S字コースでチェックされる運転技術
S字コースでは、スピードの速さよりも正確さと安全確認が重視されます。
具体的には、脱輪しないこと、縁石に乗り上げないこと、必要に応じて一時停止や切り返しができることが評価対象です。
また、ハンドル操作だけでなく、目線の置き方も重要です。
近くの縁石ばかりを見るのではなく、次のカーブの出口を見ることで、自然なライン取りがしやすくなります。

S字コースをスムーズに走るためのコツ
S字コース攻略の基本は、十分に減速してから進入することです。
多くの教習所では1速(AT車ならクリープ走行)で、アクセルを控えめに使うよう指導されます。
ハンドルは早すぎず遅すぎず、曲がり始めを意識して操作するのがポイントです。
もし脱輪しそうになった場合は、無理に進まず一度止まって切り返すほうが減点を抑えられます。
切り返し自体は減点対象にならない、または軽微な減点で済むケースが多いため、落ち着いて対応しましょう。
技能試験でS字コースに臨む際の注意点
技能試験では、緊張から操作が雑になりがちです。
S字コースに入る前に深呼吸し、「ゆっくりでいい」と自分に言い聞かせることが大切です。
また、通過後のウインカー操作や安全確認も忘れないよう注意しましょう。
S字コースは一部分だけを切り取って評価されるのではなく、前後の運転も含めて見られています。
S字コースは、車両感覚と丁寧な運転を身につけるための重要な課題です。
教習中にしっかり練習しておけば、実際の狭い道路や住宅街での運転にも必ず役立ちます。
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