スタンディングウェーブ現象(すたんでぃんぐうぇーぶげんしょう)とは、高速走行中にタイヤの空気圧が不足している場合に発生する、タイヤが波打つような異常変形現象のことです。
見た目では気付きにくいものの、放置すると重大事故につながる非常に危険な状態であり、運転免許を持つドライバーなら必ず知っておきたい現象です。
スタンディングウェーブ現象が起こる原因
この現象の主な原因は、タイヤの空気圧不足です。
空気圧が低い状態で高速走行すると、タイヤの一部が路面に強く押しつぶされ、元の形に戻る前に次の接地点が発生します。
その結果、タイヤ側面が波のように変形し続ける状態になります。
特に高速道路では回転数が一気に上がるため、わずかな空気圧不足でもスタンディングウェーブ現象が起こりやすくなります。
発生するとどれほど危険なのか
スタンディングウェーブ現象が起きたタイヤは、内部で激しい摩擦と変形を繰り返します。
そのため短時間で異常な熱が発生し、最悪の場合、**タイヤがバースト(破裂)**してしまいます。
高速走行中のバーストは、ハンドル操作が困難になり、重大な人身事故に直結する恐れがあります。
特に大型車だけでなく、普通乗用車でも十分に起こり得る点が注意ポイントです。
走行中に気付けるサインはあるのか
スタンディングウェーブ現象は、ドライバーが直接目で確認するのは困難です。
ただし、ハンドルの振動が増えたり、車体が不自然に揺れたりする場合は、タイヤに異常が起きている可能性があります。
このような違和感を感じたら、無理に走行を続けず、すぐに減速して安全な場所に停車することが重要です。
高速走行前の点検が最大の予防策
スタンディングウェーブ現象を防ぐ最も確実な方法は、高速走行前にタイヤの空気圧を適正値に保つことです。空気圧は自然に低下するため、長距離走行や高速道路を利用する前には必ず点検しましょう。
日常的なタイヤ管理を徹底することが、事故を防ぎ、安全なドライブにつながります。
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