パーキングブレーキとは、車を駐車するときに使用するブレーキのことです。
主に停車中の車が動き出さないよう固定する役割を持ち、「サイドブレーキ」と呼ばれることもあります。
普段は意識せず使っている人も多いですが、正しく理解していないと事故やトラブルの原因になる重要な装置です。
パーキングブレーキの基本的な役割とは
パーキングブレーキの最大の役割は、駐車中の車両を確実に停止させることです。
エンジンを止めた状態では、通常のフットブレーキは効きません。
そのため、車を安全な状態で固定するためにパーキングブレーキが必要になります。
特に坂道や傾斜のある場所では、パーキングブレーキをかけていないと車が動き出す危険があります。
道路交通法上も、駐停車時には車が動かないよう適切な措置を取ることが求められています。

パーキングブレーキの種類と操作方法
パーキングブレーキにはいくつかのタイプがあります。
代表的なのが、手で引き上げるレバー式のパーキングブレーキです。
教習車や従来の乗用車に多く採用されており、操作感が分かりやすいのが特徴です。
そのほか、足でペダルを踏み込むタイプや、近年増えている電動パーキングブレーキもあります。
電動式はスイッチ操作で作動し、かけ忘れを防ぐ機能が備わっている車種もあります。
フットブレーキとの違いを理解しよう
パーキングブレーキとフットブレーキは、同じ「ブレーキ」でも役割が異なります。
フットブレーキは走行中に速度を落としたり停止したりするためのものですが、パーキングブレーキは停止状態を維持するためのブレーキです。
そのため、走行中に使用すると車両の挙動が不安定になり、非常に危険です。
運転免許の学科試験や技能教習でも、この違いは基本知識としてよく問われます。
正しい使い方と注意点
駐車時は、シフトレバーをP(またはギア)に入れたうえで、必ずパーキングブレーキをかけることが大切です。特に坂道では、パーキングブレーキを確実に作動させてからエンジンを切るようにしましょう。
また、パーキングブレーキをかけたまま走行すると、ブレーキの焼き付きや故障の原因になります。
発進前には、解除されているか必ず確認する習慣をつけることが、安全運転につながります。
パーキングブレーキは、目立たないながらも事故防止に直結する重要な装置です。
正しい知識と使い方を身につけ、日常の運転にしっかり活かしていきましょう。
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