ラジエーターは、普段あまり意識されることはありませんが、車を安全かつ安定して走らせるために欠かせない重要な装置です。
運転免許の学科試験でも登場する用語であり、基本的な役割を理解しておくことは、安全運転にもつながります。
ここでは、ラジエーターの働きや故障時の影響、日常点検のポイントまで、実用的に解説します。
ラジエーターの基本的な役割とは
ラジエーターとは、エンジンで発生した熱を外に逃がし、エンジンを適切な温度に保つための熱交換器です。「放熱器」と呼ばれることもあります。
エンジンは燃料を燃焼させることで高温になりますが、そのままでは部品が傷み、正常に動かなくなってしまいます。
ラジエーターは冷却水(クーラント)を循環させ、走行風などを利用して熱を放出することで、オーバーヒートやオーバークールを防ぐ役割を担っています。
ラジエーターに異常が起きるとどうなる?
ラジエーターが正常に機能しないと、エンジン温度の管理ができなくなります。代表的なトラブルがオーバーヒートです。
オーバーヒートが起こると、エンジン警告灯が点灯したり、最悪の場合はエンジンが停止したりします。
一方で、冷えすぎるオーバークールも燃費悪化やエンジン性能の低下を招きます。
冷却水の不足や漏れ、ラジエーター本体の詰まりなどは、比較的起こりやすい原因です。
異常を感じたら無理に走行を続けず、早めに点検を受けることが重要です。
運転免許の学科試験で押さえるポイント
学科試験では、ラジエーターの役割について「エンジンを冷やす装置」とだけ覚えていると、誤解を招く場合があります。
正しくは、
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エンジンを冷やしすぎず、熱くなりすぎないようにする装置
-
熱を外部に逃がす熱交換器
という点が重要です。
単なる冷却装置ではなく、「適温を保つ」ことがポイントとして問われます。
日常点検で意識したいラジエーターのチェック
日常点検では、ボンネットを開けて冷却水の量を確認することが基本です。
ただし、エンジンが熱い状態でラジエーターキャップを開けるのは非常に危険なので避けましょう。
冷却水の減りが早い、警告灯が頻繁に点灯するなどの症状があれば、ラジエーターの不具合を疑うサインです。ラジエーターは目立たない存在ですが、車の安全とエンジン寿命を支える重要な部品であることを覚えておきましょう。
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