仮免許の取り消しとは?対象となるケースと注意点を実務目線で解説

仮免許の取り消し

仮免許の取り消しの基本的な意味

仮免許の取り消しとは、仮免許証を所持している人が、一定の重大な事由に該当した場合に、その仮免許の効力が失われる処分を指します。

仮免許は、あくまで本免許取得までの途中段階に与えられる資格であり、安全に運転できることが大前提です。その前提が崩れた場合、速やかに取り消される仕組みになっています。

仮免許が取り消しになる主なケース

仮免許の取り消しは、単なる軽微な違反では行われません。

代表的なケースとしては、心身に障害を生じ、運転に支障を及ぼす状態になった場合が挙げられます。

視力や判断力の著しい低下などが該当します。
また、救護義務違反(ひき逃げ)や酒酔い運転、麻薬等運転といった、極めて悪質な違反を行った場合も対象です。

さらに、重大違反をそそのかした行為や、道路外で人を死傷させた場合なども、仮免許取り消しの理由になります。

仮免許の取り消し

仮免許取り消し後はどうなるのか

仮免許が取り消されると、その時点で仮免許としての運転は一切できなくなります

教習所内であっても、仮免許を前提とした路上教習は受けられません。
多くの場合、再度仮免許を取得するには、一定期間を空けたうえで、学科や技能のやり直しが必要になります。精神的・時間的な負担が大きく、免許取得までの道のりが大幅に延びる点は大きなデメリットです。

仮免許期間中に特に意識したいポイント

仮免許は「もう少しで免許が取れる」という段階ですが、本免許以上に慎重な運転姿勢が求められます

指導員同乗であっても、違反や事故の責任は運転者本人にあります。
特に、飲酒や薬物に関する違反は一発で取り消しにつながる可能性が高いため、絶対に避けなければなりません。

仮免許の取り消しは、将来の運転人生にも大きな影響を与える重い処分です。

安全運転を徹底し、確実に本免許取得を目指しましょう。

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