都市部を走っていると見かけることが多いのが、路線バスなどのために設けられた優先通行帯指定道路です。「一般車も走っていいの?」「どこまでならOK?」と迷いやすいポイントでもあります。
ここでは、優先通行帯指定道路の基本ルールと、違反にならないための実践的な注意点を分かりやすく解説します。
優先通行帯指定道路の基本的な考え方
優先通行帯指定道路とは、道路標識や道路標示によって、路線バスなどの通行が優先される車線が指定されている道路のことです。
いわゆる「バスレーン」と呼ばれることもあります。
重要なのは、ここが「路線バス専用道路」ではない点です。
優先通行帯では、路線バスなど以外の一般の自動車も通行すること自体は可能とされています。
一般車が通行できる条件と守るべきルール
一般車が優先通行帯を走行する場合、最大のポイントは「バス優先」という考え方です。
走行中に路線バスなどが後方から近づいてきた場合は、速やかに優先通行帯から出なければなりません。
また、渋滞などで車線変更ができなくなり、バスの通行を妨げるおそれがある場合は、最初から優先通行帯を通行してはいけません。
「今は空いているから大丈夫」という判断は危険で、先の交通状況を考えた行動が求められます。
例外として認められているケース
原則はバス優先ですが、次のような場合には例外として通行が認められています。
・交差点で右折または左折をする場合
・緊急自動車に進路をゆずる必要がある場合
・工事などで他の車線を通行できない場合
これらは安全確保や交通円滑化のための例外であり、長時間の走行や理由のない通行は認められません。
違反を防ぐために意識したいポイント
優先通行帯指定道路での違反は、「知らなかった」「つい走ってしまった」というケースが多く見られます。
標識や路面表示を早めに確認し、バスが来たらすぐに進路を譲る意識が重要です。
特に、朝夕の通勤時間帯は路線バスの本数が多く、違反になりやすい時間帯です。
優先通行帯は「使ってもいい車線」ではなく、あくまでバスが最優先という意識で運転しましょう。
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