運転中に誰もが一度は使ったことのある非常点滅表示灯。
一般には「ハザードランプ」と呼ばれていますが、実は法律上の役割や使用が義務付けられている場面があります。
学科試験対策としても、実際の安全運転の観点からも押さえておきたいポイントを、実用目線で解説します。
非常点滅表示灯の基本的な意味と役割
非常点滅表示灯とは、自動車の前後の方向指示器を同時に点滅させ、周囲に注意を促すための灯火です。
通常のウインカーが進路変更や右左折の合図であるのに対し、非常点滅表示灯は「通常とは異なる状態にあること」を周囲の交通に知らせる役割を持ちます。
そのため、点灯している車は「故障している」「一時的に停止している」「特別な注意が必要な状況にある」と認識されやすく、追突事故や接触事故の防止につながります。

点灯が義務付けられている代表的なケース
非常点滅表示灯は、単なるマナーではなく、特定の状況では点灯が義務とされています。
代表的なのが次のケースです。
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自動車の故障などで、やむを得ず駐車するとき
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通学・通園バスが園児の乗り降りのために停車しているとき
これらの場面では、周囲の車両に「通常の駐停車ではない」ことを明確に伝える必要があるため、非常点滅表示灯の使用が求められます。
学科試験では「義務かどうか」を問われることが多いので、しっかり区別して覚えましょう。
高速道路や渋滞時における実用的な使い方
非常点滅表示灯は、高速道路での渋滞の最後尾に到達した際にも有効です。
後続車に減速・停止を早めに知らせることで、追突事故のリスクを大きく下げられます。
法律上の明確な義務とされない場合でも、事故防止の観点から積極的に使うべき場面といえるでしょう。
ただし、長時間の点灯によるバッテリー上がりには注意が必要です。
故障で停止する場合は、非常点滅表示灯とあわせて停止表示器材(三角表示板)の設置も忘れないようにしましょう。
ハザードランプとの呼び方の違いに注意
非常点滅表示灯は、正式名称で、日常会話では「ハザードランプ」と呼ばれることがほとんどです。
意味は同じですが、学科試験では正式名称が使われる点に注意が必要です。
非常点滅表示灯は、正しく使えば命を守る重要な合図になります。
義務となる場面と実用的な使い方を理解し、迷わず点灯できるドライバーを目指しましょう。
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