駐車や停車は、日常運転で必ず行う行為ですが、止め方を誤ると交通の妨げや違反につながります。
「左に寄せればいい」といった曖昧な理解では不十分で、道路の構造ごとに正しい方法が決められています。
ここでは、運転免許の学習や実生活で役立つ「駐車・停車の方法」を実用的に解説します。
歩道・路側帯がない道路での駐車・停車方法
歩道や路側帯がない道路では、車は道路の左端に沿って駐車・停車します。
中央寄りに止めると、後続車の通行を妨げるだけでなく、接触事故の原因にもなります。
特に道幅の狭い生活道路では、「できるだけ左に寄せる」意識が重要です。
左端に沿って止めることで、対向車や後続車が安全に通行できるスペースを確保できます。

歩道や路側帯がある道路での基本ルール
歩道がある道路では、車道の左端に沿って駐車・停車します。
歩道に乗り上げたり、歩行者の通行を妨げる形で止めるのは原則禁止です。
路側帯がある場合は、その幅によって扱いが異なります。
路側帯の幅が0.75m以下であれば、車道の左端に沿って止めます。
一方、幅が広い路側帯では、路側帯に入り、左側に0.75m以上の余地を残して駐車・停車するのが正しい方法です。
路側帯でも駐停車できないケースに注意
路側帯が広く見えても、どこでも駐車・停車できるわけではありません。
白い実線2本の歩行者用路側帯や、**白い破線と実線の組み合わせ(駐停車禁止路側帯)**がある場所では、路側帯内への駐停車は禁止されています。
また、すでに道路に平行して駐停車している車の横に並んで止める「二重駐停車」も禁止です。
短時間であっても違反になるため注意が必要です。
高速道路や標識がある場合の特別ルール
高速道路では、駐車・停車は原則として禁止されています。
ただし、故障などやむを得ない場合に限り、路側帯の左側端に沿って止めます。
この際は、停止表示器材の設置など、安全確保が最優先です。
また、道路標識や路面標示で駐停車の方法が指定されている場合は、必ずその指示に従います。
一般ルールより標識の指示が優先される点は、学科試験でも重要なポイントです。
駐車・停車は「止めるだけ」と軽視されがちですが、正しい方法を理解することで安全性と交通の円滑さが大きく向上します。
日頃から道路状況を見極め、ルールに沿った行動を心がけましょう。
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