駐車違反の取り締まりでよく見かける「駐車監視員」。
警察官とは違う服装で巡回しているため、「どこまで権限があるの?」「違反切符は切られるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
ここでは、運転免許の学習や日常運転に役立つよう、駐車監視員の役割や注意点を実用的に解説します。
駐車監視員の役割とは何をする人なのか
駐車監視員とは、警察から委託を受け、地域を巡回しながら放置車両の確認を行う専門スタッフです。
主な業務は、運転者が車から離れてすぐに移動できない状態、いわゆる「放置車両」に該当するかを確認し、違反と判断した場合に確認標章(黄色いステッカー)を取り付けることです。
重要なのは、駐車監視員は警察官ではないという点です。
あくまで放置車両の確認と標章の取付けまでが役割で、交通の安全確保と違法駐車の抑止が目的です。

駐車監視員ができること・できないこと
駐車監視員ができることは以下のとおりです。
・放置車両かどうかの確認
・違反内容を記録すること
・確認標章を車両に取り付けること
一方で、できないことも明確に決められています。
・交通反則切符(青切符)の作成
・反則金や罰金の徴収
・運転者への直接的な取り締まり行為
これらはすべて警察官の業務です。
確認標章が付いた後、後日あらためて警察から通知が届く仕組みになっています。
駐車監視員に関する運転免許試験・学科試験のポイント
学科試験では、「駐車監視員=警察官と同じ権限がある」と誤解していると失点につながります。
ポイントは、駐車監視員は放置車両の確認までで、反則切符の作成は警察官が行うという点です。
また、短時間でも運転者が車から離れ、その場で移動できない状態であれば、放置車両と判断される可能性があります。
「すぐ戻るつもりだった」は通用しないため、日常運転でも注意が必要です。
駐車監視員に遭遇したときの注意点
駐車監視員を見かけたからといって、慌てて車を動かしたり、口論になるのは逆効果です。
すでに確認作業が始まっている場合、結果が変わらないこともあります。
違法駐車をしないことが最善の対策ですが、やむを得ず停車する場合は、放置車両と判断されない状況かを常に意識しましょう。
駐車監視員の役割を正しく理解することは、免許試験対策だけでなく、無用な違反を防ぐためにも重要です。
日頃からルールを意識した駐車を心がけましょう。
こちらもご覧ください
